ラオス北部の旅 (2014年)

◆ 5日目 ◆



9:30
GHにソンテウが迎えに来て、今日は タート・クアンシー (クアンシーの滝) に向かいます。
ルアンパバーンの町を歩いているとソンテウの運転手から 「フォール (滝) に行かないか?」 とよく声がかかります。
聞くと料金は往復で 20万kip 前後でした。 中には40万kipと吹っかける運転手もいましたが…
私は泊まっているGHで手配をしました。(200,000kip)
乗り合いではないので、ソンテウの助手席に乗車しました。
町を出るとこんな風景がずっと続きます。



このような橋をいくつか越えます。



田園風景で写真ストップをしてくれました。



段差は低いですが、水の入った棚田が美しかったです。



10:10
40分ほどで タート・クアンシーの駐車場に到着しました。
ソンテウがたくさん停まっているので、自分が乗ってきたソンテウのナンバーをしっかりと覚えておきましょう。



入場口で 20,000kipを支払って中に入ります。



門を入ってすぐ右の山道を進みます。



すぐに、ツキノワグマ保護センターがあります。



元気なクマたちが出迎えてくれました。



クマの種類別に大きさが分かる木彫りがありました。



整備された小道を、さらに奥へと進みます。



じきに最初の滝が見えてきました。
ここはまだ序の口です…



2番目の滝から迫力が増してきます。



水量も豊富で美しい滝です。



滝の中に木々が立っている風景は、日本ではなかなかお目にかかりません。



今日は雨が降っていて涼しいのに、欧米人観光客は泳いでいました。
見ていて寒そうでした…



滝に打たれている人もいました。



さらに奥へと道は続きます。



水量が多過ぎて、ベンチやテーブルまで川の中でした。



轟音とともに タート・クアンシーがその美しい姿を見せました。



想像以上に迫力のある滝でした。



そして、落差も充分にあって実に美しい滝です。



正面の橋にいると、水しぶきでビショビショになります。



滝の近くのレストハウスで休憩しました。
ミックスジュース 15,000kip

見学を終え、11:40 ソンテウに乗って町に向かいました。



12:30 GH近くの ナムコン・カフェ (Namkhong Cafe) で昼食にしました。



ツナ・サンド (20,000kip) はボリュームあり過ぎで、食べにくかった…



14:15
博物館側から プーシーの丘に登りました。
入場料は 20,000kipです。
高さは150メートルほどで、328段の石段を上がって行きます。



頂上には金色に輝く仏塔と寺院があります。



南側の眺めです。
緑多い町並みとカーン川が望めます。



ルアンパバーン空港も見えました。
ちょうど飛行機が飛び立ったところです。



北側はメコン川を望めますが、手前の樹木で町の風景はよく見えません。
15年ほど前に来たときは樹木がまだ小さくて、王宮 (博物館) などが良く見えたのですが…



機関砲の残骸が残っていました。



登ってきた道とは反対側の道を下ってみます。
この道からの眺めもなかなか良かったです。



こちらはかなり急な階段が続きました。



仏像がたくさんある ブッダ・パークのような場所に出ました。



寝釈迦仏です。



偉い坊さんが教えを説いているのでしょうか…



「右手の洞窟も見てね」 と書いてありましたが、真っ暗で何があるのかわかりませんでした。



こちらは 仏足跡です。
何となく指の形は分かりますが…



途中で道が2つに分かれますが、カーン川方面に下って行きます。



プーシーの丘から1kmほど離れた 「ラオス不発弾処理プロジェクト・ビジターズセンター」 に歩いて行きました。
途中の道からは要所にこのような案内版がありました。



15:00 ラオス不発弾処理プロジェクト・ビジターズセンター (UXO Lao Visiters Center))
静かな住宅地の中にありました。



ギョギョ! 大きな不発弾がお出迎えです…



館内は暗く、目が慣れるまで不気味な感じがします。
このプロジェクトが撤去した大小様々な爆弾が展示されていました。



ラオスの内戦、そしてベトナム戦争時の負の遺産をまざまざと見せつけられました。



クラスター爆弾の中身です。
大きな爆弾から無数の小さな爆弾が飛び出して、破壊力を高めるそうです。



このプロジェクトでは地雷撤去もおこなっているそうです。

見学の際は名簿に氏名と国籍を記入するだけで無料です。
箱がありますのでお気持ちをドネーション (=寄付) しましょう…



日本からもトラックを援助していました。



トゥクトゥクで国立博物館 (旧・王宮) まで戻りました。
王宮の敷地内には煌びやかな 仏像安置祠 があります。



キラキラしていて、私的にはルアンパバーンで一番美しい寺院のような気がします。




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