ラオス南部の旅 〜4千の島々に癒されて〜

◆ 6日目 ◆



今日はホテルで自転車を借り (1日 20,000K)、世界遺産に登録されたワット・プー遺跡を見に行きます。
最初はトゥクトゥクで行こうか迷いましたが、どうせヒマで時間はたっぷりとあることだし、7キロ離れた遺跡まで自転車で行くことにしました。



デコボコでぬかるみも多い道ですが、自転車は快適です。

こんな橋を2つ渡りますが、板の隙間にタイヤを取られてかなり怖かったです…



寺でもないのに、木陰で休む仏像が道路の脇の空き地に突然現れました。

この辺がワット・プーまでのほぼ中間地点です。

途中、自転車ですれ違う子どもたちがハイタッチを求めてきました。
彼らから元気をもらい、疲れが一気に吹っ飛びました。



50分ほどでワット・プー遺跡公園に到着しました。
地図では途中で丁字路を直角に右へ曲がるようになっていましたが、実際はY字路を道なりに大きく右へ曲がると、やがてはるか正面に遺跡公園の入口が見えてきます。

駐車場の片隅に自転車を停め、ゲートのある立派な建物で入場料 30,000Kを支払います。

まずは広大なバライを眺めながら、整備された公園の中を行きます。
正面の岩山に霧がかかって神秘的です。



バライが終わると、ここからがリンガの並ぶ参道です。



麓にある北・南宮殿跡です。
参道を挟み、向き合うように建てられています。



リンガの参道が延々と続きます。



参道はやがて急な階段へと変わりました。
足元の不安定な場所や急斜面もあり、慎重に登っていきます。



本殿は意外と小さくて拍子抜けでした…
韓国の学生たちが熱心に調査をしていました。



バルセロナ親子も来ており、「や〜!」 とか言われました…



山頂からの眺めは素晴らしいです〜☆
バライと参道・本殿の位置がズレていることから、バライと本殿は別の時代に別物として作られたようです。



本殿の裏には聖なる泉が湧き出ていて、その水をペットボトルに入れて持ち帰る観光客がたくさんいました。
頭からかぶっている人も…
ラオス版 ルルドの泉 ってところでしょうか…?



12:30 ワット・プー遺跡を出発してチャムパーサックの町に戻りました。
遺跡見学には2時間ほどを要しました。

田舎町の風景を延々と走りますが、帰路はまったく苦ではありません。

13:20 ホテルまで戻り昼食にしました。
ホテルのレストランはかなり本格的でした。
ラオスにありがちな焼うどんのようなパスタではなく、ちゃんとしたアルデンテだったし、ステーキやハンバーガー、おしゃれなカクテルまでもありました。

その後、町を散策していたらスコールに降られたので、ホテルに戻って昼寝タイムにしました。

まぁ、ともかくよく眠る旅です… (^^;




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