ラオス南部の旅 〜4千の島々に癒されて〜

◆ 5日目 ◆



出発までホテルのレストランでシェークを飲んで時間を潰しました。

11:00 指定の時刻にチケットを手配した 「Nong Sak Restaurant」 へ行くと、すぐに店の裏手から舟が出発しました。
ナーカサンまではフランス人女性2人組と一緒でした。



今回のバスは韓国製のこの大型バスです。
ラオスでも最近はこのクラスの大型バスがよく走っています。

11:50 散々待たされましたが、満員のバスはナーカサンを出発しました。



快適にバスは走っていたかと思ったら、途中で 「ド〜〜ン」 と鈍い大きな音が車外に響きました。
すぐにバスが停車し、運転手に続いて心配そうに乗客たちも降りました。



パンクです…
タイヤの一部はバーストして、ゴムの匂いがあたりに充満していました。

ラオス4回目の旅で、バスのパンクはこれで2回目です。
つまり、50%の確率でラオスのバスはパンクする計算になります。



運転手が車体下にもぐってタイやの交換をしていますが、かなり手こずっていました。
大型車に詳しい欧米人が手伝っていましたが、なかなかタイヤ交換は終わりませんでした…

交換が終わったのは1時間半後でした…



満員だったバスですが、チャムパーサックの対岸の村・バーンムアンで下車したのは私とバルセロナから来た親子の3人だけでした。

15:35 バーンムアン到着。
予定では13:30には到着の予定でしたが、出発が遅れたのとパンクでこんなに時間がかかってしまいました。

バスの外では船頭の兄ちゃんが待ち受けていて、
「これからは3人で私の舟に乗ってチャムパーサクへ向かいます」 と言っているにも関わらず、バルセロナ親子はその辺の食堂でメシを食い始めました。
身勝手なヤツらめ…
船頭の兄ちゃんも呆れ顔です。
結局、ここで30分も待つハメとなってしまいました。



舟はほんの10分足らずで対岸のチャムパーサックに到着しました。
舟代は一人 60,000Kもしました。
フェリーもすでに動いていなかったし、他に舟が無いようだったので、兄ちゃんの独占営業でした。

しかも、ここは町の中心から3キロも離れた所で、船着き場からはバルセロナ親子とソンテウに乗って町の中心に向かいました。

今日の宿は手配していませんでしたが、明日に予約しているホテルがあったのでそこへ行きました。



16:30 インティラー ホテル着
町の中心からやや南に行った場所にあるホテルで、バンビエンとタケクーにもホテルがあるチェーンです。
フロントの兄ちゃんが波田陽区に似ていた…

本日の宿泊もOKでした。
そりゃそうだ、自分以外に宿泊客が居なかったし…



部屋は道路の反対側にある、川に面した別館でした。



ツインルームでおしゃれな造りの部屋でしたが、テレビが映りませんでした。
どうやら、フロントで無料貸し出ししているビデオを観るだけのテレビのようです。



町を散策しました。
散策と言ってもほんの 300メートルも歩けば町は終わりです。
しかも、何も見るものは無いし、人もほとんど見かけません。
かなり寂しい町だ…

それでもこんなに素敵な洋館があったりもします。



芝がきれいな寺院もありました。



ホテル前の川では漁をおこなっていました。




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