6:30
ホテルをチェックアウトし、バスターミナルに向かいました。
大通りにいたバイクタクシーのおじさんに交渉しましたが、英語がまったく通じず、近くにいたビルの警備員のお兄ちゃんが通訳をしてくれました。
交渉の結果、6万VND (約300円)でバスターミナルまで乗せてもらうことになりました。
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各地へのバスが停まっており、コントゥム行きのバスを探していると 「ドコ行くの?」
とその辺にいる人たちが声を掛けてくれ、バスを教えてくれました。
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これがコントゥム行きのミニバスです。
車掌の兄ちゃんが 「7時30分の出発で、コントゥムまで20万VND (約1,000円)だよ。まだ時間があるから、その辺でコーヒーでも飲んでたら?」
みたいなことを、ベトナム語と身振り手振りで教えてくれました。
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バスターミナルの中には数多くの売店があり、その中の1軒で朝食をとることにしました。
ここもまったくと言って良いほど英語が通じません。
辛うじて 「バインミー」 は通じましたが、パンの中身を何にするかが伝わりません…
店のおばちゃんが裏手の厨房まで連れて行ってくれ、「これか?」 と卵の山を指さすので、「OK!
OK!」 と返事。
オムレツに香草が挟まった、とても旨いバインミーにありつくことができました。
バインミーとジュースで3万VND (約150円)でした。 |
7:20
客が集まったので、予定よりも10分早くミニバスは出発しました。
しかし、この後も道路上で客を拾って行き、16人乗りの車に30人もの客が乗りました。
コントゥムまでの7時間、身動きがまったく取れない過酷なバス旅となりました。
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食事を始める乗客が多かったですが、私は時間が半端で腹も減っていないので、その辺でボヤ〜っとしていました。 |
コントゥムが近づいてきた頃、ミニバスがパンクしました。
東南アジアではよくありがちなことです。
客も協力し、手際良くタイヤ交換が終了しました。 |
14:00
コントゥム バスターミナルに到着しました。 |
帰りのバスのチケットを探しました。
「ダナンへは昼便のミニバスと、眠って行ける夜行バスがあるのよ」 とおばちゃんがジェスチャーと片言の英語で教えてくれました。 |
バス会社のチケット窓口に看板が出ていましたが、「係の人がいま食事に行ってるから待っててネ」 としばらく待たされました。 |
しばらくして係のおばちゃんが食事から戻り、明日の夜行バスのチケットを買いました。
夜行バスは寝台バスなので、横になってゆったりとできるうえに、料金が18万VND
(約900円) とミニバスよりも安かったです。 |
バスターミナルから乗ったバイクタクシーに、適当なホテルに行ってもらうことにしました。
連れて行かれたのはロータリーと市場に近いこのホテルで、部屋を見て気に入ったのでチェックインしました。 |
「明るい窓のある部屋」 とフロントでリクエストし、3階のVIPルームに宿泊することにしました。
もったいないくらいに広い部屋で、1泊 30万VND (約1,500円) です。
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バスタブもあり、シャワーが3つもありました。
しかし、水はけが悪く、床がいつも濡れたままでした。 |
15:00
町の散策に出掛けました。
コントゥムは小さな町ですが、とても立派で美しい教会がたくさんあります。 |
通りの反対側には、洞窟のような祈りの場がありました。 |
昼間の町はほとんど人がいませんし、店もほとんどが閉まっています。 |
バナ族の建築様式で建てられた、黒を基調とした美しく重厚な教会です。
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■ コントゥム教会 (Bishop of Kontum's Building) |
もう夕方ですが、昼食を食べ損なったので屋台でフォーを食べました。 |
素材を適当に指して作ってもらったフォーは、ウズラの卵、大きな豚肉、はんぺんのような物などが入り、これで1万VND
(約50円) でした。 安っ! |
遠くに山々を眺めることができ、とても落ち着いた静かな町です。 |
夕飯を食べに店を探しましたが、食べられそうな店がほとんどありません…
ロータリー広場はいつの間にか縁日のようになっていました。 |
固いお好み焼きのようなパインセオを夕食にしました。
1万VND (約50円) でした。 |
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