幸せの国・ブータンの旅 (2015年)

◆ 4日目 ◆



翌朝、ポプジカの谷は低い雲に覆われ、幻想的な風景を見せてくれました。



早朝から廊下でこの風景を見入っていました。



朝食のパンケーキが美味かった〜☆
ここでの宿泊者も我々の3人だけでした。



雄大な景色ともお別れです。
本日はワンデュポダンまでいったん戻り、その先のプナカまで行きます。



ポプジカ谷の入口で最高地点の場所です。
残念ながら霧で谷は見えませんでした。



ポプジカ谷の方向には草原が広がっています。



牛がのんびりと道をふさいでいました…



九十九折れの悪路を延々と走ります。
毎日が悪路の連続で、体がガクガクになります…



途中、水車でマニ車を回している小屋がありました。
合理的です… これでご利益があるんでしょうか?



崖の上でトイレ休憩をしました。



崖下の刑務所が丸見えです。
かなりオープンな刑務所で、簡単に逃げられそうな…
でも、四方にサボテンが植えてあるので、逃げることができないそうです。
そんなものかな…?



ワンデュポダンを過ぎ、プナカの入口にあたるロベサに到着しました。
ここから歩いて田んぼと村を抜け、丘の中腹にある寺院を目指します。



このあたりは常に強い風が吹いているそうです。
この日も強い風が吹きつけていました。



棚田が多いブータンでは、このように平坦に近い田んぼは珍しい方です。



村を抜けて丘を登っていきます。



子宝の寺として有名なチミ寺(チミ・ラカン)です。
近隣の村々に向けて、大音量のお経が流れていました。
どこへ行っても静かなブータンにしては、珍しいほどの騒々しさです…



多くの若い僧侶たちが菩提樹の下で休憩をしていました。



意外にこじんまりとした本堂でした。



参拝者たちが巨大なマニ車を回していました。



再び村を抜けて戻ります。



ブータンの建物には魔除けの絵が描かれています。
ブータンには男根信仰があり、国中にチンチンの絵が溢れています…



丘を見渡す眺めの良いレストランで昼食です。



食事は相変わらずです…



さらに車を走らせ 旧都であるプナカに着きました。
母なる川と父なる川が合流した地点にプナカ・ゾンがあります。
「ゾン」 とは城塞と僧院と政府の出張所を合わせた施設で、ブータンでの見どころはこのゾンと寺院(ラカン/ゴンパ)くらいしかありません…



かつての冬の首都≠セけあって、かなり立派なゾンです。



2方を川に挟まれ、後方には山があって、天然の要塞にもなっています。



伝統的な橋を渡ってゾンの内部に入ります。



機関銃を携帯している警察官で厳重な警備がされていました。
急階段を登って内部に向かいます。



広場の周囲には回廊のような立派な建物があります。



中央の棟はさらに立派です。
内部は役所というよりも寺です。
宗教が中心で、寺院に役所が併設されている感じです。
ちなみに、ブータンではゾンや寺院の内部は一切撮影禁止になっています。



装飾も見事です。



プナカの町を散策しました。
このあたりは新市街になっています。



30分もブラブラすれば、すべてを見終えてしまうほど小さな町でした。



何をしているのか分かりませんが、人々が店の前で静かにたむろしてました。



暑くはありませんが、日差しがかなりきつかったです。



店頭に無造作に山積みにされた干物です。



プナカでの宿はメリ・プンスム リゾートです。
本館とコテージタイプのある立派なホテルです。



窓が大きくて明るい客室です。



テラスからは棚田の風景を堪能することができます。
遠くチミ・ラカンのお経が風に乗って聞こえてきました。





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