〜フィリピン・ルソン島〜 北部山間部を巡る旅

◆ 5日目 ◆


 ■ 朝食 (バナウェホテル)

バナウェは朝から雨と霧に包まれていた…



ホテルの朝食はバイキング形式で、パンがなかなか美味かった。



ホテルの裏手にはプールがあった。


 ■ タムアン村

プールの先の階段を323段降りると、イフガオ族の伝統的な村である、タムアン村に行けると案内に書いてあった。
傘をさして階段を降りてみた。



「えっ! ここ?」
と言うくらいすぐにタムアン村に着いた。



高床式の納屋が印象的だ。



「よそ者が来たな!」
と、犬に吠えられた…



村の真ん中 (と言っても小さ〜な村だが…) で子どもたちが遊んでいた。



子供たちも村人も人懐っこく、喜んで写真に応じてくれた。
「どこから来たの?」 「この先の村にも行ってみたら?」 など、とてもフレンドリーに話し掛けてきた。



撮った写真をその場で見せたら大喜び。
屈託のない笑顔が心に残った。


 ■ バナウェ・ビューポイントへ

「霧はじきに晴れるから、ノープロブレムだ」
と根拠の無いことをトライシクルの運ちゃんが言ったので、騙されたと思って バナウェ・ビューポイントまで行ってみることにした。



出発前に給油…
フィリピンのバイクは、コーラ瓶に入った赤い液体で動く…


 ■ チャンゴ・ビューポイント (Chango View Point)

町を出てすぐに1番目のビューポイントである チャンゴ・ビューポイントに到着した。



まぁまぁの眺めだ…


 ■ アグイアン・ビューポイント (Aguian View Point)

2〜4番目のビューポイントも大したことなく、って言うか、ほとんど霧で見えず…
5番目の アグイアン・ビューポイントに到着。



少し霧が晴れてきた。
なかなかの眺めである。


 ■ ディアナッラ・ビューポイント (Dianarra View Point)

続いて6番目の ディアナッラ・ビューポイント。



霧が除々に晴れてきて…



絶景が顔を見せてくれた。


 ■ バナウェ・メイン・ビューポイント (Banaue Main View Point)

そしていよいよ メインのビューポイントへ…



真っ白…
展望台に人もおらず…
イフガオ族のおばあちゃんたちがヒマそうに座っている…



しばらく待っていると…
おぉ〜 霧が晴れてきた!



出た〜っ! 絶景!



ここは世界遺産に登録されていないが、素晴らしい眺めだ。



これくらいの霧が神秘さを増してくれた、感動的な眺め。


 ■ 昼食 (バナウェホテル)

バナウェホテルに戻り、昼食にした。


 ■ 町の中心へ散策

午後、町の中心まで散歩をした。
ホテルから町の中心まではずっと下り坂なので楽だ。



遠くの風景。
棚田の中に家がある。



このあたりの袋菓子はパンパンに膨らんで売っている…



バナウェ観光センターの三叉路。
観光客は全員がここで強制的に環境費 (50ペソ) を徴収されると聞いていたが、自分は支払うことなく町に入り、観光も思い切りしちゃったなぁ…
今さら取られるのイヤだから、気付かれないようにそ〜っと素通り…



商店があって賑やかになった。



ジプニーも走っている。



どん詰まりに町役場があった。
ホテルからここまで15分ほどの道のりであった。



雑貨店には商品が豊富にある。



スーパーマーケット



スーパーマーケットの奥には、屋内のバスケットコートがあった。
町の散策後、ホテルまでの帰りはトライシクルに乗った。(20ペソ)


 ■ 夕食 (バナウェホテル)

夕食は パンシット・ビーフン。
普通のビーフン炒めだったが、やたらと量が多かった…
さらにパン2個付き…
  


 ■ バナウェからマニラへの夜行バス

20:00
ホテル入口からバスに乗ってマニラに戻る。
2−2席のトイレ付車両で、2人席に1人で使用できるほど空いていた。
定刻にバナウェを出発した。



昼便はそんなことはなかったが、夜行バスの車内はムチャクチャ寒かった。
まさに走る冷蔵庫≠セ。
Tシャツに長袖シャツ、カーデガンを着ても寒く、その上にウインドブレーカーを着て、フードをすっぽりとかぶらないと寒くてたまらないのであった。
フィリピンのバス、恐るべし…
途中でトイレ休憩が2回ほどあったが、必ず外に出て体を温める必要があった。
休憩所には各地からの長距離バスが多数集結していた。



きれいな軽食コーナーやコンビニがあり、各20分ほどの休憩時間がとられた。





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