〜フィリピン・ルソン島〜 北部山間部を巡る旅

◆ 2日目 ◆


 ■ 朝食 (カバヤン ホテル パサイ)

ホテルの1階にあるレストランで朝食。
メニューの中から3品を選ぶのだが、メニューに書いてあることがさっぱりわからん…
テキトーに指さして注文した。



ツインの部屋に泊まったので、朝食券が2人分付いていた。
それがホッチキスでとまっていたので、知らずに2枚ともウエイターに出したものだから、2人分の料理がテーブルに並んだ… (写真は1人分)
朝からそんなに食えねぇよ…
でも、他のテーブルのフィリピン人で、2人前を食べている人が結構いた。


 ■ トラモ(パサイ)からバギオへ

ホテルをチェックアウトし、大通りを渡ったバスターミナルへ。
バスターミナル (トラモ) の入口も分かりにくいが、マクドナルドの横を入った所である。
電車の駅同様、こちらももっと主張していただきたいものだ…



マクドナルドの先はジプニー溜まりとなっており、この先が長距離バス乗り場になっている。



出発の30分前、すでにバスがやって来ていた。
係員のお兄ちゃんが 「バギオはこのバスだよ〜」 と、私に向かって手を振っている。
昨日に切符を手配した時に色々と教えてくれた兄ちゃんだ。



車内は1−2席でトイレも付いている。



フットレストも付いていて、座り心地も最高に良い〜☆
これなら長距離移動も楽だ。



さらに、ミネラルウォーターとビスケットが配られた。
トラモを定刻に出発したバスは、相変わらずの渋滞の中、トロトロと1時間以上もかかってクバオに着いた。
クバオで何人かの客が乗って来て、何故か洗車と給水がおこなわれた。
そして20分後、バギオに向けてマニラを出発した。



マニラ市内を出ると渋滞は無くなり、延々と高速道路を快調に飛ばした。
車窓にはのどかな風景がいつまでも広がった。


 ■ バギオ

マニラから約5時間でバギオに到着した。
この町の標高は1,500メートルあり、気温が26度を越えることがない、まさに避暑の町である。
また、学生が多く、アートの町でもあり、治安も良いそうだ。



この町もマニラ同様、人、人、人…



祭りでもやってんのか? と思うほど、人が多い…



いくつかのジプニー溜まりを過ぎ…


 ■ ゴールデンパインホテル (Golden Pine Hotel)

町の西側にある、ゴールデンパインホテルに荷を解いた。



部屋はやや広め。
可もなく、不可も無い中型ホテルと言った感じだ。



窓の外には、山の斜面にへばり付く家並みが一望できた。
この風景を見た宮崎駿が、アニメ 「ハウルの動く城」 の町のシーンをイメージしたと言われている。
しかし、町を歩いている限り ハウル感はゼロ…
宮崎駿の想像力のすごさに脱帽である。



町の散策に出掛けた。


 ■ バーンハム公園

坂を下った所にあるバーンハム公園は、ちょうど町の中心にあたる。



ボートが乗れる池があり、井の頭公園のようである。



歩道橋もおしゃれにできている。


 ■ ダングワバスターミナル

町の北側にある ダングワバスターミナルへ来た。



広場にはバンやジプニーが多く停まっていて、バス乗り場がなかなか見つからなかった。



やっと見つけた明日のサガダ行きの時刻表だ。
サガダでは時間をとりたかったので、6時30分発の始発に乗ることにした。



しかし、
『バスチケットの前売りはしてまへん。その日に来て買ってちょ。』
と張り紙がしてあった。
では、明日の6時にここに来ることにしよう…



バギオは坂道の町。
どこへ行くにも急坂を登り降りしなくてはならない。



人混みの中、坂の登り降りは結構しんどい…


 ■ SMバギオ (バギオ・ショッピングモール)

町の東側の高台にある SMバギオ (バギオ・ショッピングモール) までやってきた。



新しくて大きなショッピングモールだ。



テラスがあってバギオの町が眺められた。



白い教会は バギオ大聖堂



山の斜面にへばり付く家々



「The Old Spaghetti House」 にて少し早い夕食。
よくよく考えたら、今日の昼食はバスでもらったビスケットだけだった…



たこ焼きの屋台だ!
と思って良く見たらTAKUYAKI=c
たく焼き≠チて何だ!?



見た目は鰹節がたっぷりかかった たこ焼きだが…
粉々したタコの入っていない たこ焼き だった。
微妙な味…
3個で30ペソ



夜になり、イルミネーションが鮮やかだ。



バーンハム公園の噴水やツリーもライトに照らされて美しい…





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