〜アボリジニの聖地〜
ウルル(エアーズロック)を見に行く


◆ 1日目〜2日目 ◆


 ■ 羽田空港からシドニー空港(オーストラリア)へ

記録的な寒波に襲われた東京を発ち、2泊5日の弾丸日程でウルルを見に行く。
出発は羽田国際空港 22時00分発の全日空NH879便。
それにしても寒っ… と言うより、空気が冷たぁ!!!



飛ぶこと約9時間でシドニー上空となった。
眼下に見えるオペラハウスとハーバーブリッジがジオラマのようだ。
複雑に入り組んだ湾が、美しい風景を作っている。



機械化された入国審査はとてもスムーズだった。
荷物はすべて機内持ち込みにしたので、バッゲージクレームは用なし。
税関もすんなりと通過〜


 ■ シティー・レールでサーキュラーキーへ

空港に直結しているシティー・レールの乗り場へ行き、窓口でOPALカードを購入。
OPALカードとは、日本で言うところのスイカのようなものだが、1日や1週間単位の上限額が決まっており、それ以上に乗った場合はその分がタダになるというスグレものだ。
今回はエアポート線を4回ほど乗る予定だが、その都度切符を買っていると 72A$(約6,400円)するのに対し、OPALカードを使えば 27A$(約2,400円)で済むのだ。
30A$分をチャージして購入。



2階建ての列車が到着。
約8分おきくらいに運行されていた。



車内はこんな感じで、だいぶ空いていた。
この車両は少々古いタイプのようだ。
列車はほとんど地下を走っているので、眺めは望めない…



空港から30分ほどでサーキュラーキー駅に到着。
駅前はフェリー乗り場になっている。



フェリー乗り場に沿って、おしゃれなレストランが続く。



こんな豪華客船も停泊していた。
まるでビルのようだ…


 ■ オペラハウス(Opera House)

着きました〜☆ オペラハウス!
このオーストラリアを代表するフォルム。
まさにシドニーって感じ…



見る場所によってその姿を変えるオペラハウス。



花びらのような建物の一つ一つは、結構離れているんだな〜


 ■ オペラ・キッチン(Opera Kitchen)

オペラハウスの下にあるレストラン・オペラ・キッチンで昼食にした。
ここは全席テラス席で、海風を受けながら食事ができる。



レジカウンターでオーダーをすると、こんなボードを渡された。
これを持って、好きな席に座って待っていればよいとのことだ。
センサーが付いていて、客がどのテーブルにいるのかわかる仕組みのようだ。



海沿いのテーブルにはたくさんのカモメ?
人懐っこく、近付いても逃げなかった。



外のテーブルは暑かったので中に移動。
オペラキッチン・ビーフバーガー 25A$、ビール 11A$
かなりのボリュームである…
ハンバーガーのパテはジューシーで美味かった〜☆


 ■ ロックス地区(Rocks)

対岸に見えるハーバーブリッジを目指す。
これもシドニーを代表する風景だ。



アーチの上を観光客が歩いていた…
ブリッジ・クライムというツアーだそうだ。
怖そう…



宙に浮いているおじさん…



ロックス地区はオーストラリアに最初に入植したイギリス人が開拓した町で、当時の面影を残す地区だ。



古き建物をそのままに、おしゃれな店に改築している。



何かいい感じの町並みだ。



こじゃれた坂道…


 ■ アーガイル・カット(Argyle Cut)

しばらく行くと切り通しのトンネル。
これは入植時代の囚人たちが造ったもので、掘り出した土でサーキュラーキーを埋め立てたのだとか。



手掘りなので壁面がデコボコ…


 ■ シドニー天文台(Sydney Observatory)

丘の上にある天文台は、実際に1982年まで使われていた。
いまは博物館になっている。



このドームには1874年から使用されている望遠鏡が格納されている。



天文台のある丘からは、ハーバーブリッジが一望のもとに見えた。


 ■ ハーバー・ブリッジ(Sydney Harbour Bridge)

ハーバーブリッジは歩いて渡ることができる。



橋には電車も走っている。
かなり大きな橋なので、普通の路面のようだ。



金網越しではあるが、シドニー湾の眺めが素晴らしい〜



橋の真ん中から見たオペラハウス。
ここから見る形が一番美しいかな〜



シドニー湾には数多くの船が行き交っていた。



ロックス地区に戻ってきた。
絵になるカフェだ。



これまた絵になる坂道。


 ■ アモラ・ホテル・ジャミソン・シドニー(Amora Hotel Jamison Sydney)

本日の宿はウインヤードにある、アモラ・ホテル・ジャミソン・シドニー。
ウインヤード駅から1ブロックほどで、ロケーションが最高に良かった。



シンプルだがしっかりとした新しそうなホテルだ。



フロント・ロビー



部屋は5階で眺めは悪かったが、ゆったりとした快適な部屋だった。



バスタブ付きの浴室。



シャワーブースもある。


 ■ 街の散策

ホテルで一息ついた後、再び街の散策に出掛けた。



シドニー旧中央郵便局(G.P.O)
1865年に建てられたシドニー最古の郵便局。
今はホテルやレストランのある複合施設になっており、郵便局はほんの小さなスペースで営業していた。
コンビニみたいな郵便局だった。



歴史を感じる…



ジョージ通りは新旧のビルが混在する楽しいとおり。
路面電車のレールが敷かれてあったが、何なのかな?
道路が大々的に工事していた。



ストランド・アーケード。
重厚なビクトリア調のショッピングモールだ。



クイーン・ビクトリア・ビルディング(QVB)
1898年からあるショッピングビルディング。
圧倒的な存在感だ…



中に入ってみた。



当時のままのエレベータ―はもちろん現役。



ストランドアーケードとそっくりの造り。
通路のカフェで小休止。



タウン・ホール
市庁舎として使われていた建物で、現在はコンサートなどが開かれるホール。



緑豊かなハイド・パーク。
市民の憩いの場になっている。



噴水の向こうに見えるのは、セント・メリーズ大聖堂。
荘厳なネオゴシック建築のローマ・カトリック教会。



何だかわからないが、道端にあったイノシシ。
ご利益がありそうだったから、鼻先を撫でておいた。



ニュー・サウス・ウェールズ州立図書館



夕食はホテルの近くにある Japanese Noodle Restrant へ。
店の方は日本人だったが、最初は分からなくてお互いに英語で話しをした…
途中で 「あっ!日本の方でしたか…」 (^^;



ビール、チャーハン、餃子 30.5A$
美味かった〜ぁ!




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