ちょっくら、マラッカ・クアラルンプール

◆ 1日目 ◆


 ■ 羽田空港からクアラルンプール空港(マレーシア)へ

2泊3日の弾丸日程で、マレーシアのマラッカとクアラルンプールを巡る。
出発は羽田国際空港を 0時05分に出発する全日空。
それにしても寒っ!!!



機内はそれほど混んでおらず、3人席を2人で使う。
機内食は紅鮭ご飯。



6時40分にクアラルンプール国際空港(KLIA)に到着。
この空港はかなり広い。
全日空で到着すると、シャトル電車に乗ってイミグレーションに向かうのだが、まさか電車に乗るとも思わず、乗客はこのあたりでウロウロしてしまう…



シャトル電車はものすごいスピードでかっ飛ばす…
少し怖いぞ…



入国審査にかなり時間がかかった。
イミグレカードが省略されている代わりに指紋照合がされ、さらにやる気の無い入国審査官がダラダラとしているのでやたらと待たされた。
入国完了後、日本語の表示に従ってバス乗り場へ向かう。


 ■ クアラルンプール空港(KLIA)からマラッカへ

空港からマラッカへの直行バスは、一日11便あった。
料金は 35RM(約1,050円)。
出発時刻ギリギリの 7時45分のバスに飛び乗った。
2階建てのバスで、シートは革張りでとてもゆったりしていた。
さらに、そのシートはマッサージ機になっていて、座席一つ一つにTVが映るモニターがあった。
こりゃ、快適、快適〜☆



10時00分、マラッカセントラルに到着した。
かなり大きなバスターミナルだ。



店がたくさん入っているターミナルビルを抜け、反対側にあるローカルバス乗り場に向かう。



マラッカ旧市街に行くには、17番路線のPANORAMAバスに乗る。
乗車時に運転手に行先を告げてから料金を支払う。
旧市街の中心部であるオランダ広場(ダッチ スクエアー)までは、わずか 1.5RM(約45円)だった。



きれいな車内の市内バスだった。


 ■ オランダ広場

バスに揺られること15分ほどで、オランダ広場に到着した。



広場の周囲の建物は鮮やかなオレンジ色をしていた。
そして多くの観光客で混雑していた。



マラッカの観光名所を巡るトライショーはド派手だった。
しかも、走っているときにアップテンポの音楽をガンガンに鳴らしていた。



キティーちゃんにピカチュウ、そしてアナ雪…



マラッカ川を渡り、チャイナタウン方面へ向かう。


 ■ 海南鶏飯団

マラッカでは鶏飯が名物らしい。そして橋の近くにある「海南鶏飯団」という店が有名だそうだ。
いつもは行列必至の店だそうだが、11時過ぎに着いたら並ぶことなく入ることができた。



メニューは無く、店員が注文を取ることもない。
席に案内された後はしばらく放置されたが、他のテーブルを見ると、みな同じものを食べている。



しばらくして1人前の皿が運ばれてきた。
これが鶏飯のようだ…
“鶏”は分かるが、“飯”が無いじゃん… と思っていたら、右の丸いのが“飯”だった。
得体の知れない白い飲み物と合わせ 9.4RM(約273円)也。
そんなに絶品ではなかった…


 ■ セントポールの丘へ

オレンジ色の建物を抜け、丘の上へ向かう。
ここは博物館のようだ。



屋外には昔の消防車が展示されていた。


 ■ セントポール教会

丘の上には、ポルトガルが支配していた1521年に建てられたセントポール教会がある。



今は教会は壁だけで、中はガラ〜ンとしていた。
何が書いてあるか分からない石板がたくさん並んでいた。



セントポールの丘からは町並みが一望でき、その先にマラッカ海峡が見えた。


 ■ サンチャゴ砦

セントポールの丘を東側に下りるとサンチャゴ砦があった。
1511年にオランダとの戦いに備えるため、ポルトガル軍が造ったそうだ。



ムルデカ広場にあった列車。
日本製とか…


 ■ 海の博物館

昔の船の形をした海の博物館に入ってみた。
入館料は 10RM(約290円)。
入場ゲートの制止を無視し、入館料を支払わずに敷地内に入って写メを撮り始めた中国人に、受付のおばちゃんが激しくキレていた。



船の中が展示室になっていた。


 ■ マラッカ川 リバーウォーク

マラッカ川のリバークルーズをしようと思っていたが、何故か今日は運休とのこと。
仕方なく、リバーウォークをブラブラする。



オランダ広場の近くに、大砲を備えた砦があった。



マラッカ川に突き出たおしゃれなバーで休憩。
川を流れる風が心地良い〜☆



川には巨大なイグアナ?が泳いでいた…


 ■ チャイナタウン

ビールを飲んで元気復活!
チャイナタウンを散策した。
ここは通称・富豪通りと呼ばれている、トゥン・タン・チェン・ロック通り。かつて、中国人の金持ちの家が軒を連ねていた。



チャイナタウンの中心にあたる、ジョンカーストリート。



Tシャツで有名なオランウータン・ハウス


 ■ カンポン・クリン・モスク

18世紀後半に建てられたモスク。
白亜の尖塔(ミナレット)が印象的だ。


 ■ チェン・フン・テン寺院(青雲亭)

モスクのすぐ近くには中国寺院。
なかなか美しい寺院だ。



参拝者がたくさんいた。



ジョンカーストリートに戻った。



西洋と中国の文化が融合した面白い町だ。


 ■ ホテル・プリ(Hotel Puri)

今回の旅ではぜひともこのホテルに泊まりたかったので、agodaでネット予約をしておいた。



ホテル・プリは豪商の家を改築したヘリテイジ・ホテルだ。
かつては、間口で税金が決まっていたので幅は狭いが、奥行は100メートル以上もある。



ホテル内はとても清潔で、調度品は高級感あふれるものばかり。



階段にも歴史を感じる。



ホテル内は部屋数がたくさんあって迷路のようになっており、資料館もあった。



古いだけではなく、総ガラス張りのエレベーターもあった。
このエレベーターの速度が異常に遅かった…



泊まった部屋は213号室。
中庭に面した明るく静かな部屋だった。
決して広くはないが、すべてが整っていて居心地がとても良かった。
1泊 4,778円(朝食付き)



湯量も十分で、ひととおりのアメニティが用意されていた。


 ■ ナイトマーケット(ジョンカー・ストリート)

週末の夕方から、ジョンカーストリートはナイトマーケットになると聞いたので行ってみた。



途中の公園にあった像…
何じゃ、こりゃ!?



B級グルメの屋台が並ぶ。
どの店からも美味そうな匂いが流れてくる。



台湾風バーガー(ライスバーガー)を買った。1個 3RM(約87円)
「1個欲しい」 と言ったのに、
「5RMでいいわよ」 と2個渡された。
「いや、1個でいいよ!」 と言うと、
「いいのよ、いいの、5RMで。気にしないで!」
と5RM取られて2個も手渡された。
かなり強引なおばちゃんだった…
でも、美味っ!!!


 ■ セントポールの丘で夕日鑑賞

19時20分、セントポールの丘で夕日を鑑賞した。
マラッカ海峡に沈む夕日の美しさは、世界的に有名だ。



夜になるとトライショーはネオンがビッカビカ。
派手さに拍車がかかった。



ナイトマーケットも人が増えた。



ホテルまで戻る。
富豪通りはとても静かだった。



ホテルの中庭にあるレストランで夕食にした。
他に客はいなく、寂しい…



マレーシアのチャーハンであるナシ・ゴレンを注文した。(サテーが一本付いていた)
かなりのピリ辛…
ビールが進む。




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