ラオス北部の旅 (2014年)

◆ 1日目 ◆



0:25 
羽田発 NH849便

今回の旅も羽田空港からのスタートです。
夏休みで深夜の羽田空港は混雑していました。
一路タイ・バンコクへ飛びます。




機内食で夜食が出ます。
和洋選択ができ、しばらく食べられなくなる和食をお願いしました。
日本蕎麦に煮物… なかなかうまかった〜☆




予定よりも40分も早く、バンコク・スワンナブーム国際空港に到着しました。
ここで入国審査を受け、BPをピックアップして国内線の出発ロビーに向かいます。
バンコクからはチェンライに飛びます。
バンコクエアウェーズのカウンターではチェックインが始まっており、日本語ができるタイ人のおネェさんが対応してくれました。



搭乗まで3時間待ちです。



7:35
スワンナブーム発 PG231便

トロピカルなペイントの機体でした。
定刻どおりバンコクを飛び立ちました。



1時間半ほどのフライトですが、軽食が出ました。
さらに飲み物やおしぼりサービスもあり、結構せわしかったです…



8:55
チェンライ空港に到着です。
飛行機からは歩いてターミナルビルへ向かいました。
それほど暑くなく、むしろ東京よりも涼しかったです。



エアポートタクシー(見た目は普通の自家用車ですが…) でバスターミナルへ移動します。(200B)
「チェンコーンに行くならタクシーで行かないか?」 とこのエアポートタクシーに乗るたび毎回誘われますが、今回ももちろん誘われました… (^^;



9:30
15分ほどでチェンライ第一バスターミナルに到着しました。
このバスターミナルは近距離バス用で、オールド・バスターミナル とも呼ばれています。
町の中心にあり、ゲストハウスもこの近くにたくさんあるのでとても便利です。
チェンライの町はラオスから戻って来たときに散策するとし、チェンコーン行きのバスを探します。



多くのバスが発着し、とても活気があります。



ハイデッカーのバスからおんぼろ… いや、レトロなバスまで、まさにバスの博物館みたいです。
バス好きの私は見ているだけで飽きません〜☆



こちらが毎時00分に出発するチェンコーン行きバスの時刻表です。(4番乗り場)
「ラオス国境」 の文字がサインペンで手書きされています。



こちらが毎時30分に出発するバスの時刻表です。(16番乗り場)
毎時00分発のバスの向かい側に停車しますので、来た方のバスに乗れば良いわけです。
所要時間も料金も同じです。
経由が違うのかな…?



只今 9時半過ぎ。
10時00分発のバスを待ちました。



10時15分を過ぎても10時00分発のバスはやって来ません。
反対側の10時30分発のバスで向かうことにしました。
車掌のおばちゃんに 「ボーダー(国境)ね」 とお願いしておきました。
新しくできた国境は、チェンコーンの町のだいぶ手前でバスを降りなくてはならないからです。



レトロな車内です。



10:30 チェンライ発 (65B)
快調にタイの田園風景の中を走ります。
隣のタイ人のおっちゃんがタイ語でしきりと話し掛けてきますが、何を言っているのかさっぱり分かりません…
「どこ行くの?」 だけは理解できましたが…



窓も扉も全開なので、風が気持ち良いです〜☆



12:35
車掌のおばちゃんが 「ボーダーだよ」 と教えてくれて降車しました。
何もない所に大きな道路だけが通っているような場所です。



国境へ向かうトゥクトゥクが整然と並んでいました。
国境まで一人50Bです。
ちゃんとした料金表示の看板があって公定料金のようです。



欧米人バックパッカーたちは値切り交渉を始めました。
あきれたトゥクトゥクの兄ちゃんは彼らを置き去りにし、私とラオス人のお兄ちゃんの2人だけを乗せて国境へ向かいました。



ほんの5分ほどでタイ側イミグレーションに到着です。
立派だ… 立派すぎる…

この 「タイ・ラオス 第4友好橋」 は2013年12月に開通した国境で、それまでの 「チェンコーン・ファイサーイ国境」 は廃止されてしまいました。
それまでは町から町へ小舟に乗って国境越えができたのですが、この第4友好橋はタイもラオスも町からかなり離れており、不便極まりありません!
タイからラオスを経由して中国に物資を輸送するため、中国が半分ほど出資して造られたそうです。
だから、地元民や旅行者の利便なんかまったく考えられていません…
物資の流通が最優先なのです。
せめて以前の国境も残して欲しかったものです。



タイの出国審査が終了し、橋を渡るシャトルバスを待ちます。



かなり待たされましたが、これまた立派すぎるシャトルバスがやってきました。
行き先表示は 「チェンライ ⇔ ボケオ」 と表示されていますが、橋を渡るだけです。
料金は土曜日なので5B高い、25Bでした。



タイは左側通行、ラオスは右側通行… どのように切り替わるのか道路を見ていたら、橋の手前 (タイ側) で上り線と下り線が8の字になって平面で交差し、左右が入れ替わっていました。

国境越えの風情も無く、あっと言う間にラオスのイミグレーションに到着です。
こちらもガラガラに空いています。
イミグレーションカードは入国審査官のブースの中にありますので、係官に声を掛けないともらえません。
日本人のようにビザ不要の場合はちょっと戸惑います…
(要ビザの場合は別の部屋で手続きができます)
時間外手数料40Bを徴収されました。



ラオスの入国スタンプです。
入国地点が 「FSB W」 となっています。
フレンドシップ・ブリッジW の略です。



13:20
ラオスのイミグレーション前ではソンテウがポツンと1台だけ待機していました。



ファイサーイの町まで一人100Bです。



13:45
ファイサーイの中心、旧イミグレーションまで20分以上かかりました。
まずは宿探しですが、なかなか良い部屋が見つかりません…
アテにしていたゲストハウスも、フロントに誰もいなかったり、休業したのか鍵が掛かっていたり…
よって、宿探しは後にして昼食にしましょう〜
この路地の奥にある 「リバーサイド・ファイサーイレストラン」は、この町に来たときには必ず寄るレストランです。



メコン川を眺めながら、ビア・ラオとフライドライスを食べました。



リバーサイド・ファイサーイ ホテル (Riverside Huayxay Hotel)
宿をどうしようかと思っていましたが、このレストランでホテルを開業したとのことで、かなり高そうな感じでしたが、一応フロントで聞いてみました。
朝食付で 200,000kip (800B)
部屋を見せてもらいました。



眺めは良くありませんが、部屋は清潔で明るいのでここに宿泊することにしました。



トイレとシャワーです。
ちなみに、近くには 「ファイサーイ・リバーサイド ゲストハウス」 というGHもあります。 似たような名前ですが、経営はまったく別だそうです。



宿も決まってひと段落。
町の散策に出掛けました。
日中は閑散としていて、歩いている人はほとんどいません。



旧イミグレーションです。
かつての賑やかだった頃を思い出します。
現在は窓口が閉鎖されて寂しい限りです…



当時の入国スタンプです。
HOUAYSAI≠ニ書かれてあります。
「FSBW」 と違い、地名の入ったスタンプはいいものですね〜



町の西側にある銀行です。
ここでの両替はレートもいいし、休日でも営業しているので安心で便利です。(休日は建物横のブースで扱っています)
冷房もガンガンに効いていて、ホッとします。



すぐに町外れになってしまいます。
念のため、明日のスローボート乗り場まで歩いてみました。



夕食もリバーサイドファイサーイにて、フライドヌードルと春巻きを食べました。




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