幸せの国・ブータンの旅 (2015年)

◆ 1日目 ◆



雨の羽田空港です。
今回はブータン王国を旅します。
ブータンではインド人とネパール人を除き、自由に旅行をすることができません。
全行程にガイドを付けなくてはならず、しかも1日あたり$240- (約28,800円/8月) を支払わなくてはならない公定料金があります。
この公定公定料金の一部は国に支払われ、残りでホテル代や交通費に充てられます。
今回は日本の旅行会社を通じて、現地の旅行会社に手配を依頼しました。



今回はタイ航空の昼便です。
約8割ほどの搭乗客で機内は空いており、心配していた台風の影響も無く、揺れも少ない快適なフライトでした。



定刻よりも45分も早くタイ・バンコクに到着しましたが、テロの影響でイミグレーションでの審査がかなり厳しくなっており、入国に相当の時間がかかりました。
いつもはテキトーに記入していた滞在先ホテル名などは、電話番号も記入しなくてはなりませんでした。
入国・通関後、指定された出口で旅行会社のお兄ちゃんと合流しました。
バンコクでの宿泊に送迎など必要ありませんが、これも手配旅行の中に含まれている一部でした。
もう1組のミーハーな日本人旅行者と混乗で、バンコク市内のホテルに向かいました。



本日の宿はフアラーンポーン駅(バンコク中央駅)前にあるバンコクセンターです。
思っていた以上に立派なホテルで、敷地内にスパやバーなどがあります。



旅行社のお兄ちゃんがチェックインの手続きをしてくれ、明日の出発時間を言い渡されました。
朝食付きのホテルですが出発が3時半のために食べることができず、朝食券をお兄ちゃんにあげました。
「1食浮いた〜」 と喜んでいました。



部屋はWサイズのベッドで、TVはNHK(国際放送)が映りました。



ホテルの真ん前には地下鉄の駅があり、ロケーションは最高です。



地下鉄1本で行けるスクンビットに行ってみることにしました。
フアラーンポーン駅は始発駅です。



切符のトークンです。
エアポートリンク(シティーリンク)と地下鉄が、色違いの同じトークンを使っています。



スクンビット駅はBTSとの乗り換え駅で、とても混んでいました。
駅や商業施設の出入りには空港並みのセキュリティーチェックがありますが、テロが連続したために厳重な荷物検査がありました。
そのため、ラッシュ時には長蛇の列ができていました。



駅前にあるターミナル21 に入ってみました。
ここは2011年にオープンしたショッピングセンターで、空港をモチーフにした館内になっています。



各フロアが海外の都市をイメージした造りになっており、エレベーターやエスカレーターには「出発」や「到着」の表示がされています。



日本をモチーフにしたフロアーです。
相撲のオブジェは人気があり、多くの人が写真を撮っていました。



各店舗には山手線の駅名が割り当てられていました。



ひとつだけひっくり返った提灯がありました。
これでは幸せになれません…



メトロの造りになった店はロンドンのフロアーです。
パッと見は丸ノ内線の旧車両ようですが…



見上げるとゴールデンゲートブリッジです。
サンフランシスコのフロアーです。



橋にはちゃんと車が走っていました。



サンフランシスコ名物のケーブルカーもあります。



上階のフロアーには人気のフードコートがあります。
夕食時とあってかなり混んでいましたが、奥のほうのテーブルには空きがあります。



吉野家もあります。



さらに、ココイチ、モーパラ、大戸屋もあり、日本食が食べたくなった時に便利なショッピングセンターです。



フアラーンポーン駅(バンコク中央駅)は色の変わる光のアーチに包まれていました。
明日の早朝出発に備え、今日は早めに就寝します。 zzz…





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