お江戸・日本橋は日本の道路の起点になっている場所です。
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橋のたもとには魚市場がありましたが、関東大震災で焼失し築地に移転しました。
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さて、その日本橋には船の乗船場があります。(日本橋桟橋)
ここからは様々なクルーズ船が出発しています。
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今回は (株)東京湾クルージングが運航する、「神田川クルーズ(90分コース)」
に参加しました。
料金 2,500円を支払い、整理券をもらって乗船を待ちます。
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今回、乗ったのは双胴船の 「エスエスNANO2」 で、トイレも付いています。 |
出航10分前に乗船開始です。
まずは団体客が優先搭乗し、その後に個人客が整理券番号順に乗り込みます。
この日は寒かったので、毛布が1人に2枚配られました。
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川のイラスト地図が配られ、本日のコースの説明がありました。 |
定刻の10時30分、日本橋桟橋を出発して日本橋川を上ります。 |
日本橋をくぐると、黒こげの跡が残っていました。
これは、関東大震災の時に、燃えた船がこの橋の下に流れて来てできたものだそうです。
地上には太平洋戦争時の焼夷弾の焼け跡も残り、日本橋は歴史をことごとく残す橋になっています。 |
日本橋川はそのほとんどが首都高速道路に下になります。 |
各々の石には記号が彫られてあり、石を献上した藩のマークだそうです。 |
日本橋川は後楽園の近くで神田川に合流します。
正確には神田川から日本橋川が分流するのですが…
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いつもは電車から川を眺めていますが、今日はその逆の風景を楽しみます。 |
浅草橋近辺では多くの屋形船が停泊しています。
この界隈は柳橋の粋な花街です。 |
神田川と違い、波もそれなりにあります。
風も強くなって、肌寒いほどです… |
ドイツ・ライン川に架かるケルン橋がモデルになった、姿の美しい清州橋です。 |
「帝都の門」 として造られたアーチ橋・永代橋です。
橋の上では鷹匠がタカを飛ばしていました。 |
近未来的な風景の佃島が眼前に広がりました。
これまでの隅田川の風景とは異質のものです。 |
今年(2016年)の11月に移転する築地市場です。 |
この川にも重厚な造りの橋がいくつか架かっています。 |
頭スレスレで橋をくぐります。
この時は干潮時でしたが、満潮時には頭を傾けないと通行できないそうです。 |
再び日本橋川に戻りました。
左手の低い建物が東京証券取引所です。 |
(終)
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