北秋田で「クマまみれ」の旅をする。
出発は羽田空港から…
大館能代空港から電車で阿仁・角館へ向かう行程だ。
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ローカル便なので、飛行機へはバスに乗って向かう。
やや小さめの機体で、8割程度の搭乗率だった。
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秋晴れの東京を離陸。
機体調整とやらで、出発が15分ほど遅れた。
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木目調のきれいな大館能代空港では、秋田犬がお出迎えをしてくれた。
どの子も人懐っこく、かわいい〜
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空港からはリムジンバスが運行されている。
車体には秋田犬がいっぱい。
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15分弱ほどで市内の鷹巣駅に到着。
飛行機に接続しているバスなので、飛行機が遅れた分、バスも遅れた。 |
秋田内陸縦貫鉄道 鷹巣駅。
JRに隣接した山小屋風の小さな駅。
乗る予定だった電車は10分前に出発してしまった… |
次の電車は2時間後…
お茶でも飲んで待とうと思ったが、駅前は寂しい商店街で喫茶店すら無い… |
時間の潰せる場所もないので、ブラブラしながら早めに鷹巣駅に戻る。 |
鷹巣から阿仁マタギまでは 1,140円。
約1時間半のローカル線の旅だ。 |
車内は秋田犬だらけ…
途中の数ヶ所で田んぼアートが望めた。
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途中の阿仁合駅で列車を乗り換える。
今度の列車は 「ねこっこ列車」。
先ほどの犬に対して、こちらは猫まみれの車内だった。
2両編成でやってきたが、2両目は回送車で乗ることができなかった。 |
駅からはあらかじめホテルに送迎をお願いしていた。
その送迎車で阿仁熊牧場 「くまくま園」へ。 |
くまくま園の入場券売り場にお願いをすると、送迎車を呼んでくれる。
ホテルまでは下り坂で1kmくらいの距離なので、歩いてホテルまで行ってもいいかなと思ったが、
「クマに遭遇するからやめた方がええ… この時期のクマはおっかねぇどぉ…」
とのことで、車を呼んでもらった。
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ここは日帰り温泉をやっているので、昼間は地元の方々がたくさんやってきていた。 |
予想以上にしっかりとした資料館だった。
興味深い資料や展示がたくさんあって、見応え充分。 |
途中、トンネルに入った途端に列車が急ブレーキ!
「何かにぶつかったので確認します…」と運転手。
「何かって?」
「クマ…みたい…」
列車はトンネルの中をゆっくりとバック。
トンネル出口近くまで戻ると、びっこを引いた中くらいのクマが逃げて行った。
「やっぱ、クマだぁ。なら大丈夫だぁ」
と再出発。
「ん〜、クマかぁ…」と乗客のおばちゃんたち。
このようなことは日常茶飯事のよう。 |
角館駅まで戻り、こまちに乗って東京まで帰りましょ…
短かったけれど、クマにまみれた楽しい旅だった。 |
(終)
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