阿仁・角館 クマまみれ


 ■ 羽田空港

北秋田で「クマまみれ」の旅をする。
出発は羽田空港から…
大館能代空港から電車で阿仁・角館へ向かう行程だ。



ローカル便なので、飛行機へはバスに乗って向かう。
やや小さめの機体で、8割程度の搭乗率だった。



秋晴れの東京を離陸。
機体調整とやらで、出発が15分ほど遅れた。



約1時間で秋田上空。


 ■ 大館能代空港

木目調のきれいな大館能代空港では、秋田犬がお出迎えをしてくれた。
どの子も人懐っこく、かわいい〜



空港からはリムジンバスが運行されている。
車体には秋田犬がいっぱい。



窓から手を出しているような子犬。


 ■ 鷹巣

15分弱ほどで市内の鷹巣駅に到着。
飛行機に接続しているバスなので、飛行機が遅れた分、バスも遅れた。



秋田内陸縦貫鉄道 鷹巣駅。
JRに隣接した山小屋風の小さな駅。
乗る予定だった電車は10分前に出発してしまった…



次の電車は2時間後…
お茶でも飲んで待とうと思ったが、駅前は寂しい商店街で喫茶店すら無い…



バス停1つ分歩き、市民プラザへ。



市民プラザ内に喫茶店を発見!



少し早めの昼食にした。


 ■ 秋田内陸縦貫鉄道

時間の潰せる場所もないので、ブラブラしながら早めに鷹巣駅に戻る。



鷹巣から阿仁マタギまでは 1,140円。
約1時間半のローカル線の旅だ。



1両編成の気動車。



車内は秋田犬だらけ…
途中の数ヶ所で田んぼアートが望めた。



途中の阿仁合駅で列車を乗り換える。
今度の列車は 「ねこっこ列車」。
先ほどの犬に対して、こちらは猫まみれの車内だった。
2両編成でやってきたが、2両目は回送車で乗ることができなかった。



眺めの良い鉄橋では、サービス徐行をおこなった。



阿仁マタギ駅に到着!
駅前には何も無い…



マタギのお出迎え…


 ■ くまくま園

駅からはあらかじめホテルに送迎をお願いしていた。
その送迎車で阿仁熊牧場 「くまくま園」へ。



入口



入場料 700円



ツキノワグマ(メス)





リラックマ…



ツキノワグマ(オス)



ボ〜ッ



よぉ!!!






仔グマは元気に遊んでいた。











クマに関する展示資料も豊富だ。



エゾヒグマ



毛がモコモコ〜







水浴び



くまくま園の入場券売り場にお願いをすると、送迎車を呼んでくれる。
ホテルまでは下り坂で1kmくらいの距離なので、歩いてホテルまで行ってもいいかなと思ったが、
「クマに遭遇するからやめた方がええ… この時期のクマはおっかねぇどぉ…」
とのことで、車を呼んでもらった。


 ■ 打当温泉 マタギの湯

本日の宿 打当温泉 マタギの湯



館内はクマだらけ…



フロントでは仔ぐまがお出迎え。



ようこそ! 打当温泉へ…


ロビーにはヒグマのごん太くん


お土産もクマ…


ここは日帰り温泉をやっているので、昼間は地元の方々がたくさんやってきていた。



洋室シングルルーム


ホテルに併設された 「マタギ資料館」



予想以上にしっかりとした資料館だった。
興味深い資料や展示がたくさんあって、見応え充分。



マタギの家を再現。



もちろんクマも…



敷物…



クマ鍋、クマラーメン



1Fのレストランで夕食



秋田名物 きりたんぽ


 ■ 阿仁マタギ⇒角館

翌朝も送迎車で駅まで向かう。



阿仁マタギ駅



駅前には案山子くらいしかない…



角館行きが到着〜



途中、トンネルに入った途端に列車が急ブレーキ!
「何かにぶつかったので確認します…」と運転手。
「何かって?」
「クマ…みたい…」
列車はトンネルの中をゆっくりとバック。
トンネル出口近くまで戻ると、びっこを引いた中くらいのクマが逃げて行った。
「やっぱ、クマだぁ。なら大丈夫だぁ」
と再出発。
「ん〜、クマかぁ…」と乗客のおばちゃんたち。
このようなことは日常茶飯事のよう。



クマにぶつかったので10分遅れで角館駅の到着。



駅前に蔵造りの観光案内所があったので立ち寄る。



町の観光マップをいただく。



駅から歩いて15分くらいで、古い町並みになった。



外町史料館
お土産店に併設されていて無料。



昔の着物や資料が展示されていた。


 ■ 角館・武家屋敷通り

さらに進むと武家屋敷通りになる。









お食事処 桜の里で昼食。



秋田名物 稲庭うどん
美味かった〜☆



角館駅まで戻り、こまちに乗って東京まで帰りましょ…
短かったけれど、クマにまみれた楽しい旅だった。


(終)



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